国の「ステップ2」完了に基づいて、警戒区域を見直します。

「誰も望んでいないのに、説明も無く勝手に警戒区域の見直しを行った。」と市民は言っています。南相馬市役所へ問い合わせました。危機管理課の職員は「何度か説明会は開いたが、話が行き渡っていないのかもしれない。今回警戒区域<解除>では無く、<みなおし>です。住むことはできません。昼間片付けに帰り、夜は宿泊する事はできません。」との回答でした。警察による封鎖が解除され、泥棒も多いと聞きます。住民の被ばくを無視し、また警備をゆるめ治安を悪化させ、何も市民の利益に繋がらない今回の措置は、現地の実情も把握せず、フクイチの勝手な作業工程「ステップ2」の完了が理由とは、あきれてものが言えません。この国はいったいどうなってしまったのでしょうか?津波・震災・そして放射能で被災している市民の事をまったく考えていない無責任極まりない話です。